うさおぶろぐ

アラフォーサラリーマンがウツ休職から本当の自分を取り戻す旅へ

ウツの人の気持ちはウツ経験者にしかわからない話

今朝はものすごく心理的な負担はないのですが、身体的なきつさがあってちょっと短文になりそうな予感です(汗)

当事者になって初めてわかるウツの人の気持ち

ウツの当事者になって始めてウツの人の気持ちとかそういうのが本当にわかったというかそういう瞬間結構あるんです。


前の現場でもウツで休職、復職を繰り返していたSさん(ニックネームがSさん)って方が居て、なんで主治医は復帰OKって言ってるのに何回も休職になっちゃうんだろうって思ってたわけなんです。それが今、自分が同じ立場になって痛いほどわかるんです。


僕の場合はまだまだ軽症ですからこの休みが明ければおそらく復帰になるでしょう。多分ね。


でもその復帰した後のことを考えるとかなり怖いです。いつ同じ状態になってもおかしくないし、でも守らないといけない家族はいるし、いろんな葛藤があって仕事をしないとって気持ちになると思うんです。


だから自分のキャパを超えて「できます」宣言をして結局キャパオーバーになって休職というのを繰り返しちゃうんだろうなって。前はこれくらいできたというプライドがどうしても邪魔してるんですよね。


僕はそのへんすごい気をつけたいって思っているんです。やればできちゃうんです多分。でもそれを敢えてやるのか、どうするのか。断る勇気というか。


で、Sさんの話に戻るんですが、Sさんの休職復職を合計3回、同じ職場の同僚として経験しているのですが、どれも例外なく「今回は頑張りたい→でも無理でした」のパターンなんですよね。


一緒にペアで仕事をしていたときもあって、そのときは作業量も多くてSさんに抜けられちゃうとちょっとこまるなぁなんて思っていたんですが案の定、体調を崩してそのまま休職。出来るって言わなければいいのにとかその時は僕は思っていましたがSさんの気持ち今になってすごいわかります。


復職を焦るというか、心療内科の診断ってある意味自己申告みたいなものなので自分でやる気元気みたいなキャラを演じられれば通ってしまうみたいな部分もあるんだと思います。自分が働けなくてもなんとか生活くらいは出来るみたいな気楽な気持ちがあるといいんでしょうね。

今の自分に出来ることって

一回プライドをすべて捨てて、他人の評価とか気にせず、自分らしく仕事をするにはどうしたら良いか、自分の強みは何か、それを活かせる働き方はなにか?ということをじっくり考えるいい機会かなと。


今の仕事もやりたくてやったというわけではなくなんとなく消去法で残った選択肢がこれだったというかそんな感じなので自分の中でもしっくり来てなかったんでしょうね。


お金を得るためだけの手段になっていて苦手なことへのパワー配分が大きくなっていてその分体力や気力の消費が激しかったんでしょうね。


と、今日は薬の副作用なのか、非常に眠い・・・。のでこのあたりで。
ウツは理解したつもりでしたが、奥が深い。自分がなってみて初めて分かるそんなエピソードでした。